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原料費調整制度

原料費調整制度

1.原料費調整制度とは

弊社は都市ガスの原料としてLNG(液化天然ガス)やLPG(ブタン)を、簡易ガスの原料としてLPG(プロパン)を、プロパンガスの原料としてLPG(プロパン)を使用しており原料費は為替レートや原油価格の動きによって変動します。原料費調整制度はこうした原料費の変動に応じてガス料金を調整する制度です。原料費の変動を適切に毎月のガス料金に反映させることにより、料金の透明性を高めるため、原料費調整制度を導入しています。

2.制度のしくみ

原料価格の算定期間とガス料金への反映時期
貿易統計にもとづく3ヶ月の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格)を比較し、その変動分について、算定期間の最終月から3ヶ月後の検針分に反映いたします。

原料費調整制度に基づく2024年5月の都市ガス料金について

2024年4月1日
小松ガス株式会社

弊社は、2023年12月~2024年2月のLNGおよびLPG(ブタン)の輸入価格(貿易統計値)の公表を受け、「原料費調整制度」に基づき、2024年5月検針分に適用される従量料金単価を、現行(2024年4月検針分)に比べ1m3あたり+1.70円(税込)調整させていただきます。これにより、標準家庭(1ヶ月のご使用量が22m3)の場合、現行に比べ+37円(税込)(+0.5%)ガス料金が値上がりとなります。なお、今回の2024年5月検針分のガス料金には、電力・ガス価格激変緩和対策事業の政府支援を踏まえた値引きが反映されています。

1.2024年5月の都市ガス料金

(1)供給約款料金表(税込)

(税込)

供給約款料金表基本料金
(1カ月につき)
従量料金単価
(1㎥につき)
料金表 A
0〜18㎥
1,004.30円275.66円
料金表 B
19〜136㎥
2,376.00円200.09円
料金表 C
137㎥〜
4,470.40円184.93円

(注)1. 各月のご使用量に応じて、A~Cの各料金表が適用されます。
   2.ガス料金は、基本料金と、従量料金単価にご使用量を乗じたものとの合計となります。

 ※1㎥あたり15円の政府支援を踏まえて値引きされています。詳細は資源エネルギー庁「電気・ガス料金激変緩和対策特設サイト」をご覧ください。(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/general/)

(2)標準家庭(1ヶ月のご使用量が22m3※)における影響額(供給約款料金)

(税込)

標準家庭22㎥/月
2024年5月(A)6,777円
2024年4月(B)6,740円
影響額(A)-(B)+37円

※標準家庭のガス使用量(22㎥/月)は、弊社の家庭用のお客さまの2011年~2015年の月平均使用量です。

2.平均原料価格(2023年12月~2024年2月)

基準平均原料価格74,260円/トン
2023年12月~2024年2月 平均原料価格(注)1101,240円/トン(注)2
LNG平均輸入価格(貿易統計値)100,710円/トン
LPG(ブタン)平均輸入価格(貿易統計値)100,420円/トン

(注) 1.平均原料価格=LNG平均輸入価格×0.9457(*1)+LPG平均輸入価格×0.0597(*2)(10円未満四捨五入)
*1:原料のLNG構成比率*2:LNGの熱量に換算したLPG構成比率
2.現行(4月検針分)料金の調整における算定基礎となる2023年11月~2024年1月の平均原料価格は99,430円/トン